キングコング型

ティッパタッパタパタパタ

おいしくるメロンパン - thirsty

おいしくるメロンパン(東京)のミニアルバム。

 

12.10のハンブッレッダーズのシングルレコ発ツアーファイナルで初めてFireloopに出演してくれたバンドです。

ハンブレからイベント詳細をもらうまで、実は全く知らないバンドでした。
どんなバンドさんかなと思ってチェックしたらRO69JACK 2016優勝してるー!
ああ、この仕事をしているのになんと不勉強なんだと反省。
まあこの夏は09.26の「This is Fireloop」のことで、脳みそクルクルナイトどころか毎日が脳みそクルクルエブリデイだったんだ。頼む、許してくれ。

それはそうと、MVの曲が良くて楽しみにしてたんですが、
演奏もガッチリしてて期待にそぐわぬバンドさんでした。
僕の好きなバンドであるハンブレが良いって思ってオファーしたバンドなので、そこはそら綺麗に繋がってるなと。


おいしくるメロンパン「色水」


このミニアルバムもとても良かった。

thirsty

thirsty

 

 いわゆるBPM速めのテムズビートにしっかりメロディが乗る感じ。

The next! Liddell 1974とかandymoriとかそういう感じのビート感。
でも、そういった先達とはまた違うメロディなんですね。
中性的な声質もあって、もう少しひんやりしてるというか。
でも別に機械的なってことでもなくて、体温はちゃんとあるんです。
これからもどんな作品を創ってくれるかも楽しみだなあと思いました。

 

おいしくるメロンパン オフィシャルサイト

「STAR FESTIVAL2016冬」のフライヤー解説(どうでもいい)

2016年も残すところあと半月ですな!
今年も年末の風物詩(と俺だけが思っている)「STAR FESTIVAL2016冬」やる。
STAR FESTIVALって七夕のことで、
それは僕が7月7日生まれだからタイトルにしているだけです。
七夕2016冬って直訳すると全然意味わからんですけど。

http://fireloop.net/_3image/161228flyer.jpg

昨日12月16日にタイムテーブルも公開しまして、
さあ、ここで出演バンドをガッツリ紹介するぜ!
しません。

今回のフライヤーの解説をしようと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
ハァ?という方はそっとブラウザを閉じましょう。

 

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まず、このイラストになっている人物。

これは恐らく藤岡弘、だと思われます。
または、侍(SAMURAI)だと思われます。

この見えない踏み込み(見えている)で間合いを詰めてきている人物ですが、よく見てください(見えます)。
奥から2番目と3番目の移動の間に「2016」という文字列をくぐり抜けています。
いくら藤岡弘、(だと思われる人物)どはいえすり抜けることはできません。
くぐり抜けているはずです。
この間にクイッとくぐり抜けているのです。
ボクサーがキュキュっとダッキングで間合いを詰めるあの感じじゃないでしょうか。


次です。

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左下にキバヤシ以外のMMRのメンツらしき4人がいます。
間違いなく「なんだってー」と叫んでいるやつです。
なぜここにいるのかはよくわかりません。
何かしらが起こる感じを誘発してくれればいいな、ぐらいの役割です。
これからの彼らの活躍に期待しましょう。

 

次です。

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最下部に「カレーライスおじさん出現率超絶UP」と書かれています。
超絶UPも何も、おまえフードでカレー出すの確定してるやろ、とは自分でも思います。
ここにはどうせ引きたいキャラは出ないんだし、ソシャゲに引きずり込まれるなよ、という警告と、
「対バンのライブ中にソシャゲしてる奴はもう帰れよ。だから売れないんだよ。」と野津が思っているということを暗に示唆しています。
唐突にシリアスなものをぶっ込んできましたネ。

 

次です。

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右下の「夏は来る~」です。
もちろん大黒摩季の「夏が来る」のサビの一節です。
なんで冬やのに夏の曲の歌詞ですのん?というあなた。
件の曲は季節としての夏の曲ではないのです。
あれは概念として「夏」を表現しているだけで、
それを「春」に置き換えて聞くと、色々すんなり理解できる内容となっています。
かと言ってユーミンの「春よ来い」で使われている春は、そのどちらでもないです。
ベタですが、こういうところが言葉の面白さですね。たぶん。

 

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そして効果音的に存在する「ガッショウ!!」ですね。
これは効果音なのか藤岡弘、(と思われる人物)の声、
声自体がもはや心に響く重みを伴った姿ともとれます。
受け取り方は人それぞれです。

 

最後に一番上、最も見落とされがちな部分に、小さな人間が置かれていますね。

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これも、かの藤岡弘、だと思われます。
厳密に言うと、去年の藤岡弘、ですね。
去年は何かに座っているようなポーズだったんですね。
今年は立ち上がって間合いを詰めてきています。
これは何を暗示しているのでしょうか。。

去年の藤岡弘、(だと思われる人物)のフライヤーはこちら。

藤岡弘、のフライヤーじゃねえよ!

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My December - Perisa

My December(大阪)の4枚目のシングルです。

9月25日の彼らのイベント(Fireloop)の時にリリースされた最新音源です。

ペルシアというタイトルに引っ張られているのかもしれませんが、
中近東の砂感があります。なんだ砂感て。
つまり、旅情・郷愁的なアレです、メロディが。
タイプの違う3曲どれも良いですね。とても良い!
3曲目のイントロ聞くと、いっつもSay Anythingのソロでハモりだすところが頭をよぎります。
超どうでもいい。一瞬だし。


My December Persia MV

彼らには専用の通販があるのでどうかなあと思いますが、
うちのストアでも扱えないか聞いてみよう!

mydecember.thebase.in

My December | マイディセンバー official web site

DARK TRANQUILLITY - Atoma

色々あって、8月くらいから全然CD買ってませんでした。
こんな長いのは珍しい。
バンドさんから直接頂いたり、ライブ会場で買ったり、そういうのはあったので新しい音楽を聴いてなかったって事は全くないのですが。


久しぶりに買ったのは前エントリーのイエモン「砂の塔」と、
このDARK TRANQUILLITYの「Atoma」。

  

アトマ

アトマ

 

 

ダーク トランキュリティ、ないしトランクゥイリティと読む、らしい。
メロディックデスメタルです、一般的には。
もう20年選手のベテランです。
10代の頃からすごく好きなバンドです。
初期の頃のようにアグレッション一徹みたいなデスメタル感は減り、
どんどんゴシック的なメランコリックさやニューウェーブぽい部分が増えてきて、
最近は作品ごとに
「今回はアグレッション多め!
「今回はメランコリック多め!」
みたいなイメージでしたが、この「Atoma」はちょうど良い塩梅な気がします。
「Damage Done」「FICTION」「CONSTRUCT」とかも好きですけど。


DARK TRANQUILLITY - Atoma (OFFICIAL VIDEO)


メランコリックな曲が基本で、
合間合間にアグレッシブ、BPM上げめの曲が入る感じです。


DARK TRANQUILLITY - The Pitiless (OFFICIAL VIDEO)

 アグレッシブなのもやはり十八番というかカッコいい。

 

そして彼らのこういう曲がすごく好みなので嬉しい。


DARK TRANQUILLITY - Forward Momentum (OFFICIAL VIDEO)

AMORPHISやSENTENCED(既に解散)のサウンドの雰囲気とかぶってる気はしますし、おそらくそれは事実。

その両バンドも大好きですが、

とりあえず僕はDARK TRANQUILLITYのミカエル・スタンネのボーカルが好きです。

デスボイスに区別なんかあんのかってのが一般的な意見だと思いますが、あるんです!

デスヴォイス - Wikipedia

 

メロディックデスメタルとか、夏に聞くようなサウンドじゃないとは思いますが、

やっぱり冬に聞いてるほうが雰囲気があってて良いです。

買ってからよく聞いてて、だいぶお気に入りのアルバムです。

来日公演があればいいなあ。。