キングコング型

ティッパタッパタパタパタ

師走は慌ただしい(気分的に)

先ごろから改めて週報として書いてますが、今回は年内の分すべてをまとめていくぜ。

12.21(月)
WESTTOWNの主催イベント。当日直前までバタバタしたようで、課題・改善ポイントは山積みなのは事実なんだけど、本人たちは良いライブをしていたと思う。一生懸命やっている=OK、だなんて思わないけど、ライブハウスの人間としては「一生懸命やっている」バンドは同じく一生懸命サポートしていきたい。バンドってのは、自分たちの足でしっかり立ってないと意味が無いんだから。

12.22(火)
スポンジーズの主催イベント。どのバンドも良いライブをしていたなあと思う。スポンジーズは前日のWESTTOWNのイベントにも出演していたので2日連続出演。今年一年で彼らもずいぶん成長したなと思うのと同時に、まだまだゆるい部分があるのも事実。バンドがステージから放出するというか、叩きつける価値観というのは、人間そのものだと思うので、その部分への認識が大きくバンドを変えると思う。

12.24(木)
オフィスにてデスクワーク。その後、月初めに行ったオフィス模様替え時に、ハコ2Fに移動させた資料等の整理をする。が、時間・集中力切れにつき、明日へ持ち越し。

12.25(金)
昨日の続きで、ハコ2Fにて資料整理。自分が仕分けるべきものは終了。必要資料をオフィスに移動させるが、それをどこにおくかは年始に持ち越し。要するに普段の業務に常時必要になるものは、実はとても少ないということだったりする。その後、オフィスワークをこなし、帰宅。クリスマスもへったくれもありゃしません。

12.26(土)
DOROTHYの初ワンマンライブ。
当ASR RECORDSより、年始にミニアルバムをリリースし、精力的に活動してきた締めくくり。動員的にはもう少し、という印象もあるけど、ライブはとても良かった。ライブを見ながら、手前味噌ではあるけど「いい曲多いなあ」と思った。曲もたっぷりたまってるし、そろそろ次の展開も考えていかないといけないな、俺も。

12.27(日)
昼からREAL REACHの裏ツアーファイナルイベント。Smash upも出演だったけど、ある種オープニングゲスト的な感じかな。演奏時間的にはREAL REACHは1時間半は軽くやってたと思うので。
主旨としては「REAL REACHの原点」的なもので、もともと彼らがKno-ploというバンド名でスタートした1〜2年の間、よくうちに出演してくれていて、そこに戻ってくるというようなことでした。実際、彼らがFireloopに出演するのも4〜5年ぶりぐらいじゃないかなあ。間で2回ぐらい別のハコでライブは見ていたけど、Fireloopで見ると、自分的な物差しがある程度正確だと思うので、そういう点で言うとめちゃくちゃ良いバンドになったなあと、ちょっと感動した。
もともと一生懸命なバンドだったわけで、それがレベルの高いバンドと普段から接したり、多くの修羅場をくぐってきた結果なんだろうなあ。良い意味でメンバー個々の雰囲気は変わってなくて、ホッとした。
次はまたさらに大きくなって戻ってきます、と言ってたけど、これ以上色んな意味で大きくなったら、寺田町がパニックになるぞ。笑

晩はスタッフの和也がやっているバンドAIR FLIPのライブを見にアメリカ村のAtlantiQsへ。和也がこの日でAIR FLIPを脱退ということで、気合の入ったライブをしてた。実は見るのは久しぶりだったんだけど、以前の課題だった部分を払拭した、とてもキレのあるライブだった。和也は新しいバンドを結成するし、AIR FLIPも新ボーカルで続けていくので、変わらず一緒に頑張っていきたいなと思う。
久しぶりに自転車で帰宅。約20キロ。

12.29(火) / 12.30(水)
Fireloop大忘年会3曲勝負スペシャルのツーデイズ。個人的にはおそらく1年ぶりのDJで参加。こんなこと言うのもなんだけど、3曲勝負はどのバンドもすべらない。テンションで押し切れる範囲だからだと思うんだけど、それも含め大忘年会なのでね。それと久しぶりのDJが楽しかったのとをあわせて、とにかく良い一日だったと思う。
この2日間一緒にDJをやったうちのスタッフのホシヲは、彼が自分で担当しているFireloopのイベントに限らず、他のハコのイベントでもDJしてたりするんだけど、まあまあ彼とは違う選曲で楽しんでもらえたかなあと思う。来年からFireloopで企画しているGIANT-KILLING(http://giant-killing.fireloop.net)というイベントでは常にDJで参加するので、もうちょい曲のネタや研究をしておこうかなあ。2日の間に、追悼の意味を込めて黄色いロールスロイス・茜色の夕日・スパルタンXなんかもかけたよ。


大雑把に一年のまとめ
最後の最後にスティーブ・ウィリアムスの訃報もあり、今年は自分にとって影響を与えてくれた人たちがたくさん亡くなった。
秋口からは自分自身も体を壊し、肉体的にも精神的にもダメージも大きくて、それとどう折り合いをつけていくかっていうのも含めて、歳をとったなあと思う。諸先輩方からすれば「まだ31だろうが!」と言われそうだけど。
ただ、レーベルとしては3枚の作品をリリースし、そのうちのハヌマーンの作品は、自身としても初めて全国流通作品に携わることで、強烈な経験を積ませてもらった。まだまだ勉強すべきことは山積みだけど、それも含めて今年はアグレッシブに挑戦をし続けられたと思う。なもんで、体のことはそれに対する名誉だとも思ってたりする。それだけのプレッシャーに飛び込んでいけたわけで。もちろんその中での反省点もバカみたく大量にあるわけだけど。
あとは、10月はほぼ自宅療養で過ごしていて、その期間にいかに自分がライブハウスの仕事が好きか認識できたし、おせっかいかも知れないけど、なんとかサポートしたいというバンドがFireloopにいっぱいいるのも痛感した。だからこれはもう仕事というか、生活そのものというか。
全部ひっくるめて、「当たり前」な事なんか何も無いんだなあと実感し、もっともっと自立しなきゃいけないと考えられたわけで、そう考えると、2009年は素晴らしい一年だったと思う。うわー、俺って超ポジティブー。照れるわ。