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キングコング型

ティッパタッパタパタパタ

NO LIMIT

STAR FESTIVAL、死闘の一週間を終えて、なんとか生き残ってる。ふう。
具体的に各日について述べてしまうと、超長くなると思うので、そこらへんも含んだ気持ちを伝えたいと思う。


個人的に「言葉」ってのは誰にでも言えてしまうものだったりするので、あんまり重要視してない。
「今日のライブ良かったよー」とか言われて、「ほんまに思ってんの?」って感じたことのないバンドマンなんかおらんでしょ。ま、そういうこと。
結局、その言葉を発することより、その人間の奥底から伝わってこない言葉なんか、意味ないと思うんだな。
だからと言って、発しなくていいものでもない。ややこしいけど。


このSTAR FESTIVALを終えて、関わってくれたすべての人に伝えたいのは「ありがとう」という感謝だけ。
「ありがとう」とか「ごめんなさい」とか、言ってしまえば「愛してる」とかそういう類の言葉って、言葉自体に重みがありすぎるくせに、言えば言うほど陳腐なものになってしまうと思ってるんだけど、どう取られようと、この一週間を終えて「ありがとう」と言えないわけがないんだ、俺は。


ほぼ誰にも言ってなかったけど、この一週間をおのれで企画しておきながら、正直なところ6月末ぐらいには、「STAR FESTIVAL始まらんかったらええのに…」とかちょっと思ってたりした。
それだけ怖かった。
ミュージシャンが自分の作品に己の価値観や感情を極限までぶち込んでるのと同じで、STAR FESTIVALには、それに比肩するだけのものを注ぎこんできたから。
だからこそ、それを全否定される恐怖に飲み込まれそうになったわけ。今回オファーしたミュージシャンには、それぐらい−勝手ながら自分を投影できるぐらい−敬意を持っているし、愛を持って接しているつもりだから。言ってしまえば、個々の出演者とも心中するぐらいの覚悟はある。
だけど、やっぱり人間だもんで否定されるのは怖いわけよね。ここまで自分が9年間だかそこらだけど、頑張ってきた結果でもあるわけだから。


結局何が言いたいのかってことだけど、結果的に好評をいただいて、とても嬉しいってこと。ありがたいってことだ。
それと、全力でステージで生き様を見せつけてくれたみんなと、来ていただいたお客さんに感謝している。
俺も、全力で楽しんだ。言い切れる。
出演してくれたバンドのみんなに、1年365日の中で、この7日間だけ「まったく役に立たない店長」である事を容認してもらえたってことは、残りの358日間(すべて仕事してるわけではないけど)の俺を認めてもらえたってことだと受け取っている。


今回のSTAR FESTIVALは、「STAR FESTIVAL」というタイトルになって3回目なんだけど、少なくとも大阪のライブハウス関係の人達からは、多少なりとも注目されるラインナップになってると思うし、実際そういう言葉を頂いたりした。
もちろん中にはここ1〜2年ぐらいでFireloopに出るようになったバンドも、初出演のツアーバンドもいるけど、基本的にはもう4年も5年も、もっと言えばほぼFireloopの歴史と同じぐらいの付き合いのバンドもいる。つまりそういう事。
俺は変わってない。単純にそういう長い付き合いのバンドマンたちも、必死になって音楽をやってきて、そう言われるところまではいあがってきたってこと。だから来年同じラインナップでやっても、絶対にパワーの量が違うはず。
必要なのは、そうやってはい上がっていくバンドに、変わらない信頼を得られるようなライブハウス、人間であるよう、負けない努力をしていくことだけ、俺が。


Fireloopにおいて、全出演バンドが「どうにかして出たい!」と思えるものにするし、大阪のバンドが、いや全国のバンドがそう思うようなものにする。
その為に、今回のイベント前の葛藤は自分にとって、お金では買えるはずのない経験だと思う。これが俺を成長させると断言する。


ひょっとしたら英雄になれるかも、とか思って戦場に赴いたくせに、敵さんが現れたら背中を見せて逃げ出すようなヤツはFireloopには要らないし、居場所なんて無い。
そんなバンドマンのために注ぐエネルギーなんて1ミリもないし、ましてスタッフとして一緒に働きたいなんて思うわけもない。
生き様を叩きつけること、そしてそれを否定される覚悟と、それを糧にはいあがっていけるだけのプライドをもって生きていきましょう。
生きていきましょう。
生きて、いきましょう。


読み返して推敲すると、なんか言葉の勢いがそがれる気がするので、そのままアップする。色々な人がいて、色々な考え方があるので、批判とか意見とかあればFireloopのサイトから野津宛でメールでもください。もしくはいつでも直接Fireloopまでどうぞ。




俺は、Fireloopにいる。