ノンフィクション - シンセカイヨリ
ノンフィクション(北九州)のミニアルバム。
Fireloopには12月7日にリリースツアーで来てくれました。
4月以来の2回目ですね。
初回の出会いで、すでにボーカルのイイジ(呼び捨てにした方がいい気がする笑)のヤバい奴感は十分にわかっていました。
恐らく彼の強烈なキャラクターは九州あたりでは、だいぶ認知されてるんだろうなあと。
ライブでのイメージだと、
良くも悪くもそのキャラクターと尖った音像に意識を持ってかれがちですが、
それはそれとして、そういうライブをしてるなと思うし、その魅力はちゃんと出てるなと。
で、これが音源で聞くとだいぶまた別の側面が色濃く出てて興味深かったですね(伊藤政則口調)
歌詞がしっかり聞こえると、同じ曲でもその曲の音・アレンジとの組み合わせで相当変わってきました。
言葉選びが面白いってのもあります。
掛け言葉だったり、音で聞くのと文字で見るのとみたいな遊びを多用して、
そこに10代(少年)~20代(青年)の入り組んだ焦燥感があって。
曲はフックがちゃんとあってポップさもあるし、
クセは強めのバンドですけど、
毒にも薬にもならないホワイトノイズとほぼ同義の音楽より、
よほど刺激的で聴き応えがあると思います。
これどういう意味やろ?とか、
ここはなんでこういう表記なんやろ?とか、
僕もまだよくわかってないところもあるので、もっと聴いてみようと思っています。