ナードマグネット - CRAZY, STUPID, LOVE
リリースは2016年GW明けなので、ちょい今更ではありますが、
ナードマグネットの「CRAZY, STUPID, LOVE」について。
MUSICAの最新号でKANA-BOONの鮪きゅんとCreepy NutsのDJ松永氏が「2016年のベストアルバム」の1枚にナードマグネットのCRAZY, STUPID, LOVEを選んでくれていたよ!ありがとうございます!!この影響で2万枚くらい売れますように!! pic.twitter.com/DA4QkC7v6N
— すだ(ナードマグネット) (@pickon103) December 16, 2016
最近はもう活動範囲などなど上記ツイートのように全国区になってきてるし、
僕がブログで書いたところでどうって気もしますが、
つい先日12.18(日)の「渡り廊下で先輩殴るツーマン」があったしということで。
ナードマグネット 「C.S.L.」 (Official Music Video | Nerd Magnet - C.S.L.)
パワーポップ大阪代表、という自他ともに認めるキャッチがありますが、
このアルバムは仮にパワーポップをよく知らなくても全く問題ない。
いろんな背景とか説明書無しで楽しめるグッドソングの塊だと思います。
もちろんそういうのを知れば楽しめる要素もいっぱいあります。
たぶん僕がわからないオマージュとかもあるはずですし。
そして、とにかく無駄がない。コンパクト。
もっかい聴きたい…!という無限ループに引きずり込まれてしまいます。
それは曲単位でもそうだし、アルバムとしてもそう。
「TRAGICOMEDY」は音源で聴いて、
より歌に重さを感じて、更に好きになった曲です。
「アフタースクール」と「ルーザー」は、
初めてナードマグネットがFireloopに持ってきてくれた音源です。
当時のは自主制作のCD-Rだったはず。
俺、持ってる。そのうちメルカ(略
それ以降に作られた楽曲はもちろんですが、
その当時からやってた曲を「めっちゃイイやん!」と思ったこと、
バンドが自信を持ってやっていた(はずの)曲がちゃんと今たくさんのリスナーに受け入れられていることが素敵だと感じています。
あと、個人的には秀村さんのドラムが、
実はナードマグネットのキモになっている説を一人で唱えています。
これはまた別の機会にでも。
以下、宣伝!
CRAZY, STUPID, LOVEはASR RECORD STOREでも販売中!
ナードと言うか須田くんのヒキの強さ凄い。燻製おじさんにスーパーマラドーナ似にと、今年話題に事欠かなかった(?)彼らだけど、ちょっと先取り過ぎでしょこのタイトル(日付に注目)笑。
— ロストインタイム海北 (@kaihoku_lit) December 18, 2016
… https://t.co/lGUlwmYMVJ pic.twitter.com/Rk6qN2elNM
LOST IN TIME海北さんのツイートをはじめ、
ちょいちょい3年先取りしてた説も浮上しているスプリットはこちら。
そしてそこにナードマグネットが収録した「テキサスシンデレラ」、の、Tシャツは須田くんが燻製おじさんへと進化した際に着用していた逸品!
ノンフィクション - シンセカイヨリ
ノンフィクション(北九州)のミニアルバム。
Fireloopには12月7日にリリースツアーで来てくれました。
4月以来の2回目ですね。
初回の出会いで、すでにボーカルのイイジ(呼び捨てにした方がいい気がする笑)のヤバい奴感は十分にわかっていました。
恐らく彼の強烈なキャラクターは九州あたりでは、だいぶ認知されてるんだろうなあと。
ライブでのイメージだと、
良くも悪くもそのキャラクターと尖った音像に意識を持ってかれがちですが、
それはそれとして、そういうライブをしてるなと思うし、その魅力はちゃんと出てるなと。
で、これが音源で聞くとだいぶまた別の側面が色濃く出てて興味深かったですね(伊藤政則口調)
歌詞がしっかり聞こえると、同じ曲でもその曲の音・アレンジとの組み合わせで相当変わってきました。
言葉選びが面白いってのもあります。
掛け言葉だったり、音で聞くのと文字で見るのとみたいな遊びを多用して、
そこに10代(少年)~20代(青年)の入り組んだ焦燥感があって。
曲はフックがちゃんとあってポップさもあるし、
クセは強めのバンドですけど、
毒にも薬にもならないホワイトノイズとほぼ同義の音楽より、
よほど刺激的で聴き応えがあると思います。
これどういう意味やろ?とか、
ここはなんでこういう表記なんやろ?とか、
僕もまだよくわかってないところもあるので、もっと聴いてみようと思っています。
おいしくるメロンパン - thirsty
おいしくるメロンパン(東京)のミニアルバム。
12.10のハンブッレッダーズのシングルレコ発ツアーファイナルで初めてFireloopに出演してくれたバンドです。
ハンブレからイベント詳細をもらうまで、実は全く知らないバンドでした。
どんなバンドさんかなと思ってチェックしたらRO69JACK 2016優勝してるー!
ああ、この仕事をしているのになんと不勉強なんだと反省。
まあこの夏は09.26の「This is Fireloop」のことで、脳みそクルクルナイトどころか毎日が脳みそクルクルエブリデイだったんだ。頼む、許してくれ。
それはそうと、MVの曲が良くて楽しみにしてたんですが、
演奏もガッチリしてて期待にそぐわぬバンドさんでした。
僕の好きなバンドであるハンブレが良いって思ってオファーしたバンドなので、そこはそら綺麗に繋がってるなと。
このミニアルバムもとても良かった。
いわゆるBPM速めのテムズビートにしっかりメロディが乗る感じ。
The next! Liddell 1974とかandymoriとかそういう感じのビート感。
でも、そういった先達とはまた違うメロディなんですね。
中性的な声質もあって、もう少しひんやりしてるというか。
でも別に機械的なってことでもなくて、体温はちゃんとあるんです。
これからもどんな作品を創ってくれるかも楽しみだなあと思いました。
「STAR FESTIVAL2016冬」のフライヤー解説(どうでもいい)
2016年も残すところあと半月ですな!
今年も年末の風物詩(と俺だけが思っている)「STAR FESTIVAL2016冬」やる。
STAR FESTIVALって七夕のことで、
それは僕が7月7日生まれだからタイトルにしているだけです。
七夕2016冬って直訳すると全然意味わからんですけど。
昨日12月16日にタイムテーブルも公開しまして、
さあ、ここで出演バンドをガッツリ紹介するぜ!
しません。
最初はタイムテーブル画像が間違ってて、その次は正しいタイムテーブルはこちら!
— のづ(野津) (@nozfire) December 16, 2016
とか言いながら画像貼ってないツイートをしてたので、俺は本当にポンコツだ。
ポン・コツ男です。
2016.12.28(水)Fireloop、 #SF2016 の究極のタイムテーブルはこれだァアアァァァアァ pic.twitter.com/6dYev2ArVr
今回のフライヤーの解説をしようと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
ハァ?という方はそっとブラウザを閉じましょう。
まず、このイラストになっている人物。
これは恐らく藤岡弘、だと思われます。
または、侍(SAMURAI)だと思われます。
この見えない踏み込み(見えている)で間合いを詰めてきている人物ですが、よく見てください(見えます)。
奥から2番目と3番目の移動の間に「2016」という文字列をくぐり抜けています。
いくら藤岡弘、(だと思われる人物)どはいえすり抜けることはできません。
くぐり抜けているはずです。
この間にクイッとくぐり抜けているのです。
ボクサーがキュキュっとダッキングで間合いを詰めるあの感じじゃないでしょうか。
次です。
左下にキバヤシ以外のMMRのメンツらしき4人がいます。
間違いなく「なんだってー」と叫んでいるやつです。
なぜここにいるのかはよくわかりません。
何かしらが起こる感じを誘発してくれればいいな、ぐらいの役割です。
これからの彼らの活躍に期待しましょう。
次です。
最下部に「カレーライスおじさん出現率超絶UP」と書かれています。
超絶UPも何も、おまえフードでカレー出すの確定してるやろ、とは自分でも思います。
ここにはどうせ引きたいキャラは出ないんだし、ソシャゲに引きずり込まれるなよ、という警告と、
「対バンのライブ中にソシャゲしてる奴はもう帰れよ。だから売れないんだよ。」と野津が思っているということを暗に示唆しています。
唐突にシリアスなものをぶっ込んできましたネ。
次です。
右下の「夏は来る~」です。
もちろん大黒摩季の「夏が来る」のサビの一節です。
なんで冬やのに夏の曲の歌詞ですのん?というあなた。
件の曲は季節としての夏の曲ではないのです。
あれは概念として「夏」を表現しているだけで、
それを「春」に置き換えて聞くと、色々すんなり理解できる内容となっています。
かと言ってユーミンの「春よ来い」で使われている春は、そのどちらでもないです。
ベタですが、こういうところが言葉の面白さですね。たぶん。
そして効果音的に存在する「ガッショウ!!」ですね。
これは効果音なのか藤岡弘、(と思われる人物)の声、
声自体がもはや心に響く重みを伴った姿ともとれます。
受け取り方は人それぞれです。
最後に一番上、最も見落とされがちな部分に、小さな人間が置かれていますね。
これも、かの藤岡弘、だと思われます。
厳密に言うと、去年の藤岡弘、ですね。
去年は何かに座っているようなポーズだったんですね。
今年は立ち上がって間合いを詰めてきています。
これは何を暗示しているのでしょうか。。
去年の藤岡弘、(だと思われる人物)のフライヤーはこちら。
藤岡弘、のフライヤーじゃねえよ!