脳内麻薬ズ - 耳をすませば e.p.
脳内麻薬ズ(大阪)の2ndミニアルバム。
先日ASR RECORD STOREの方でも取り扱いを開始しましたので、
紹介的なテキストはそちらでチェックしてみてもらえればと思いますが、
そこで書いたとおり、男女ツインボーカルだったり、その音像だったりを考えると、
なんだか代替不能のメンバー編成のように感じました。
こういう時、バンドってイイなあと思いますよね。
脳内麻薬ズ "爪剥いだあんたは、" 【OFFICIAL MUSICVIDEO】
僕の立場的に言うともちろんFireloopで見てもらえる機会を作りたいですけど、
まずは、何よりMVチェックして彼らのスケジュールもチェックして、
どこかで触れてみてもらえればなあと思っています。
Easycome - 風の便りをおしえて
Easycome(大阪)の1stミニアルバムです。
僕の敬愛するKnave倉坂さんのリリースした「裏堀江系 Vol.01」に入っている曲だけ知ってて、
でも結構身近なバンドからも「Easycomeとても良い」という話は聞いていました。
- アーティスト: ヤバイTシャツ屋さん,みるきーうぇい,さしすせそズ,ナードマグネット,クチナシ,ARKS
- 出版社/メーカー: QUQURU
- 発売日: 1015
- メディア: CD
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主にgugagugaのワダさんがよく言っていた気もしますし、
HOLIDAY! RECORDS(@holiday_distro)のキングからも聞いていたり。
で先日12月6日にようやくライブを見れました。
ライブ全体で言うとぎこちない、たどたどしい感じもあります。
が、これは演出がかってない自然な感じなのかなと好意的に受け取れました。
そういう雰囲気とあいまった楽曲の「頬撫でる感」が凄いです。頬撫でる感。
僕のようにセカセカした人間にこそ必要な、優しいポップミュージックです。
昨今、女性ボーカルって強めにキャラが乗りがち、な気がするんですが、
曲が良いうえにボーカルが自然。めちゃナチュラル。
この古き好きとも言える感覚が、むしろ今、なのかもしれません。
MV見てもらえれば、音や映像からいろいろ腑に落ちるんじゃないでしょうか。
Fireloopにはあんまり、いやほとんどいないタイプのバンドかなあと思いますが、
良いものは良い、ということです。
と言っている間に来年2月に出演が決まってますので、ぜひチェックしてみて欲しいと思います。
◆gugaguga presents◆
— gugaguga【グガグガ】 (@gugaguga_band) 2016年12月18日
◆屋内型野外ロックフェス◆
2017年2月18日(土)@天王寺Fireloop
open/start 14:30/15:00
adv/door ¥2000/¥2500(1d別)
ライブハウスに芝生を敷き詰めます!! pic.twitter.com/kYww04adbV
ナードマグネット - CRAZY, STUPID, LOVE
リリースは2016年GW明けなので、ちょい今更ではありますが、
ナードマグネットの「CRAZY, STUPID, LOVE」について。
MUSICAの最新号でKANA-BOONの鮪きゅんとCreepy NutsのDJ松永氏が「2016年のベストアルバム」の1枚にナードマグネットのCRAZY, STUPID, LOVEを選んでくれていたよ!ありがとうございます!!この影響で2万枚くらい売れますように!! pic.twitter.com/DA4QkC7v6N
— すだ(ナードマグネット) (@pickon103) December 16, 2016
最近はもう活動範囲などなど上記ツイートのように全国区になってきてるし、
僕がブログで書いたところでどうって気もしますが、
つい先日12.18(日)の「渡り廊下で先輩殴るツーマン」があったしということで。
ナードマグネット 「C.S.L.」 (Official Music Video | Nerd Magnet - C.S.L.)
パワーポップ大阪代表、という自他ともに認めるキャッチがありますが、
このアルバムは仮にパワーポップをよく知らなくても全く問題ない。
いろんな背景とか説明書無しで楽しめるグッドソングの塊だと思います。
もちろんそういうのを知れば楽しめる要素もいっぱいあります。
たぶん僕がわからないオマージュとかもあるはずですし。
そして、とにかく無駄がない。コンパクト。
もっかい聴きたい…!という無限ループに引きずり込まれてしまいます。
それは曲単位でもそうだし、アルバムとしてもそう。
「TRAGICOMEDY」は音源で聴いて、
より歌に重さを感じて、更に好きになった曲です。
「アフタースクール」と「ルーザー」は、
初めてナードマグネットがFireloopに持ってきてくれた音源です。
当時のは自主制作のCD-Rだったはず。
俺、持ってる。そのうちメルカ(略
それ以降に作られた楽曲はもちろんですが、
その当時からやってた曲を「めっちゃイイやん!」と思ったこと、
バンドが自信を持ってやっていた(はずの)曲がちゃんと今たくさんのリスナーに受け入れられていることが素敵だと感じています。
あと、個人的には秀村さんのドラムが、
実はナードマグネットのキモになっている説を一人で唱えています。
これはまた別の機会にでも。
以下、宣伝!
CRAZY, STUPID, LOVEはASR RECORD STOREでも販売中!
ナードと言うか須田くんのヒキの強さ凄い。燻製おじさんにスーパーマラドーナ似にと、今年話題に事欠かなかった(?)彼らだけど、ちょっと先取り過ぎでしょこのタイトル(日付に注目)笑。
— ロストインタイム海北 (@kaihoku_lit) December 18, 2016
… https://t.co/lGUlwmYMVJ pic.twitter.com/Rk6qN2elNM
LOST IN TIME海北さんのツイートをはじめ、
ちょいちょい3年先取りしてた説も浮上しているスプリットはこちら。
そしてそこにナードマグネットが収録した「テキサスシンデレラ」、の、Tシャツは須田くんが燻製おじさんへと進化した際に着用していた逸品!
ノンフィクション - シンセカイヨリ
ノンフィクション(北九州)のミニアルバム。
Fireloopには12月7日にリリースツアーで来てくれました。
4月以来の2回目ですね。
初回の出会いで、すでにボーカルのイイジ(呼び捨てにした方がいい気がする笑)のヤバい奴感は十分にわかっていました。
恐らく彼の強烈なキャラクターは九州あたりでは、だいぶ認知されてるんだろうなあと。
ライブでのイメージだと、
良くも悪くもそのキャラクターと尖った音像に意識を持ってかれがちですが、
それはそれとして、そういうライブをしてるなと思うし、その魅力はちゃんと出てるなと。
で、これが音源で聞くとだいぶまた別の側面が色濃く出てて興味深かったですね(伊藤政則口調)
歌詞がしっかり聞こえると、同じ曲でもその曲の音・アレンジとの組み合わせで相当変わってきました。
言葉選びが面白いってのもあります。
掛け言葉だったり、音で聞くのと文字で見るのとみたいな遊びを多用して、
そこに10代(少年)~20代(青年)の入り組んだ焦燥感があって。
曲はフックがちゃんとあってポップさもあるし、
クセは強めのバンドですけど、
毒にも薬にもならないホワイトノイズとほぼ同義の音楽より、
よほど刺激的で聴き応えがあると思います。
これどういう意味やろ?とか、
ここはなんでこういう表記なんやろ?とか、
僕もまだよくわかってないところもあるので、もっと聴いてみようと思っています。