キングコング型

ティッパタッパタパタパタ

加藤実秋 / インディゴの夜

インディゴの夜 (創元推理文庫)

インディゴの夜 (創元推理文庫)


あんまり小説とか詳しいわけじゃないので、そういったものは期待されないように。
カンボジアに行った際に、荷物を極限まで減らした上で空き時間に楽しめるもの、という条件で持っていった小説。ミステリー。購入してからずっと積んだままになってたので、このタイミングしかない!と思った。笑
普段は小説よりビジネス書とかを読んでいることのほうが多いんだけど、さすがに海外旅行に言ってまで読まんでいいか、と。
ミステリーは昔から好きで、ホームズとかルパンとかは小学生のころ読みまくってた。そういう意味では「おおお!」と驚くような展開はなかったような。
ただ、設定とかが現代的だし、描写がやたら細かいので、分かりやすいし世界に入りやすい。あっという間に読み進めてしまうパワーはあった。
変な言い方だけど、マンガ的な感じ。ポジティブな意味で、マンガのように頭に入ってくる小説という印象。
この人のほかの作品も読んでみようかなと思えた。どうやら著者は女性のもよう。